朝のコーヒーは私たちに活力を与えてくれますが、
夜などにカフェインを摂ると、眠りに深刻な影響をもたらせます。
朝のコーヒー1杯の重要成分であるカフェインは、私たちの目を覚まさせ、活力を蘇らせてくれる。しかし午後遅く、あるいは夜になってカフェインを摂ると、睡眠に深刻な影響が出ることがある。
2013年にウェイン州立大学とヘンリーフォード病院で合同研究を行った研究結果によれば、就寝6時間前のカフェイン摂取でも睡眠が1時間短くなる可能性があるという。
カフェインの効果は、私たちが思っている以上に長く続くようです。
最近では14時以降はできるだけカフェインを避けようという話もあります。
これはコーヒーだけでなく
緑茶や紅茶、チョコレート、ココア、コーラ、一部の栄養ドリンクなどにも
カフェインが含まれています。
では、なぜ、カフェインが眠りに悪い影響をするのか?
カフェインとは脳を興奮させる刺激物質で覚醒作用があります。
人は起きて活動していると、
「アデノシン」と言われる睡眠物質が増えていきます。
これがある一定の量に達すると、人間は眠気を感じます。
これはアデノシンがアデノシン受容体に結合することで眠気が生まれます。
イメージでいうなら、アデノシンというボールをアデノシン受容体というグローブでキャッチしているイメージです。
しかし、カフェインを摂ると
アデノシンに邪魔をして、カフェインがアデノシン受容体に結合してしまい
アデノシンと結合できなくなってしまいます。
このカフェインのブロックが長くて4時間~6時間続きます。
寝る前に飲んでいいものでリラックスするのにいいものは
ハーブティーや麦茶、甜茶、ホットミルク、生姜湯なども良いですよ!!