今日は、冬の水分補給について。
特に高齢者の方などが脱水ならないように給水についてお話ししたいと思います。
アスリートに限らず誰しもが運動前の十分な水分摂取はもちろん、
運動中の定期的な水分摂取は常識ですよね。
さらに練習や試合の形態に合わせて行わなくてはならないことも言うまでもありません。
では、どのタイミングでどのくらい補給すればよいのでしょうか。
給水の大原則は「のどがかわいたという知らせが、
来ないように定期的に水分を摂取すること」です。
のどが渇いた時にくるお知らせを口渇感といいます。
この口渇感は例えば、
運動し始めて10分が経過したから起こるという単純なものではなく、
身体の中の水分量を感知するセンサーが水分が少なくなったために反応して起こるものです。
口渇感が起こった時点で体内では、
水分不足の黄色信号が点灯していることを示しています。
この点灯を無視して運動し続けていると、
身体は出来るだけ水分を使わなくするように色々な臓器や器官に働きかけます。
そして、体内で最も大量に使われる水分である汗をなるべく
出さないようにコントロ-ルし始めます。
そうなると、パフォーマンスは低下し注意力も減退し故障やけがをしやすくなります。
また、脱水かどうかの判断はおしっこでも可能です。
脱水になると色が濃くなってくるので、
これからの季節注意しながら見てください。