▼産後における正しいダイエット方法・ルール
①母乳の質が悪化しないように気を配る
あまりにもストイックなダイエットを行うと、
母乳の質が悪化して赤ちゃんの生育に問題が生じます。
授乳中は、3度の食事と間食に気をつけて、
体重が増えるほど食べ過ぎていなければOKぐらいの感覚で、
ゆっくりと体重を落としていったほうが、リバウンドも少ないです!
母乳育児をしているなら、
無理なカロリー制限は母乳が止まってしまう原因になるので注意が必要!!
オメガ脂肪酸というものが母乳の中にも存在し、
授乳期の赤ちゃんの脳や体の発育にも欠かせない脂肪酸。
脂質を必要以上に制限するのはよくないです。
②出産後すぐは行わないようにする
産後は、
妊娠中の体から妊娠前の体に戻ろうとするので、
さまざまな変化があります。
これが「産後の肥立ち」であり、
とても大切な時期です。
子宮やホルモンバランスなど、
妊娠前の状態に戻ろうと、急激に体に変化が現れてきます。
このとき精神的にも不安定になりやすく、
ひどくなると産後うつにつながってしまいます。
産後一ヶ月は体力を回復させる時期であり、
授乳などもあるため、無理は身体に毒です。
そのため、なるべくは安静にしていることや、
栄養バランスに気をつけるなどに注意しながら、
本来の調子を取り戻す必要があります!!
③栄養バランスをしっかり保つ
なんども話しますが、栄養がとても大事!!
栄養のバランスはしっかり保つようにして、
量を少し減らし運動でカロリー消費するようにしましょう。
まず栄養バランスの良い食事を3食しっかり摂り、
産後の体の回復を最優先にしましょう。
産後に摂取カロリーをカットするダイエットは厳禁です。
産後ダイエットでは、
食事は普通食にして間食を出来るだけ控えるようにしておくのがコツです。
食事のバランスが崩れていると筋肉を引き締めてもすぐに体重増加や
産後太りに繋がってしまう
④白湯を上手に利用する
白湯とは一度沸かしたお湯を少し冷ましたものです。
普通のお湯ですね。
白湯(さゆ)を飲むと血液の循環が良くなり、新陳代謝がアップします。
すると体の脂肪が落ちやすくなるのです。
白湯を飲むコツ
1.300㏄のお湯を沸騰させます。
2.そのお湯を、40~50度まで下げます。(お風呂より熱いくらいの温度です。)
3.できた白湯を、10分かけてゆっくり飲みます。
*ポイント
※一日に3~4杯程度にしましょう。
※食事前や運動前が効果的です。
特に朝、運動前、入浴前をポイントにして飲みましょう。
⑤食事の量は「朝が多くて夜が少ない」のが基本
朝食はしっかり摂取して、夜は少な目となるようにしましょう。
ダイエット中は、夜より朝にたくさん食べるようにする。
特に夜遅い時間の食事や間食は、寝てる間に脂肪として蓄積されやすいです!
炭水化物は、朝食、昼食で摂り
夜は摂っても、なるべく量を少なめにします。
油分を多く含む食品や、揚げ物などは、食べたくなったら極力夕食時は避けて
朝食か昼食で摂るようにしましょう!!
どうしてもおやつが食べたくなったときには、
小魚類、チーズ、プルーンなどを、少量で
ゆっくりと時間をかけて食べるようにします。
そして、遅い時間の間食は、避けるように心掛けましょう。
⑥激しい運動は避ける
激しすぎる運動は母体への悪影響が懸念されるため行わないようにしましょう。
出産後の間もない頃に、
激しい運動を急に行なうことは絶対に避けてください。
産後の疲労が残っている段階では、
まだ体が正常といえない状態ですし、
抵抗力が低下しています。
その段階で、激しく体を動かしてしまうと、
さまざまな疾患を起こす恐れもあります。
出産直後は、複式呼吸や胸式呼吸から始めましょう♪