◆片頭痛で悩む人は多い
頭痛に悩まされる人は3人に1人と言われる
日本人全体で「慢性の頭痛」を感じている人は約3000万人、
そのうち片頭痛の患者さんは約840万人と推定されているんです。
日ごろから慢性頭痛に悩まされている人、
いわゆる頭痛もちは日本人の3人に1人くらいとみられます。
めちゃくちゃ多いですよね。
◆片頭痛の原因
発生の原因には幾つかの説がある
時間の経過とともにセロトニンが分解されていき
減少することによって一度収縮した血管が逆に拡張するために頭痛が起こる
何らかの誘因によって、
三叉神経の末端から出る痛み物質が引き金となり頭の血管が拡張し、
炎症が生じる
片頭痛に困っている人はストレスの多い状況に置かれている事がおおく、
ストレス時に対応しようとして脳が化学物質を出し、それが原因となっていると考えられています。
片頭痛を引き起こすきっかけは人それぞれで、
生理、ストレス、人ごみ、寝不足や眠りすぎなどが代表的。
◆遺伝するという説も
かなりの確率で遺伝すると考えられる
遺伝するという説もあり、80%の片頭痛持ちの方が家族に片頭痛持ちがいることから、
かなりの確率で遺伝する傾向があると考えられています。
なかでも“前兆のある片頭痛”は、母親が片頭痛である場合、
子どもが片頭痛になる確率が5割以上にものぼるといわれているようですね。
父親が片頭痛の場合は母親よりも少なく30%ぐらいの確率のようです。
特に父親、母親共に片頭痛の場合はさらに子供へ遺伝する可能性が高くなります。
◆すぐに医療機関を受診すべき頭痛
頭痛を伴う大きな病気はたくさんある
前触れなく、突然頭痛が起きた、今までの頭痛とは違った感じだと感じる
突然の強烈な痛みや徐々に増強する痛み、
手足の麻痺や言葉のもつれ、発熱などを伴った頭痛など、
とにかく「これまでに経験したことのない頭痛」ならば即、
救急車で脳神経外科を受診することです。
耳鳴りを起こし、
耳の前から額にかけて断続的な激しい頭痛=側頭動脈炎の危険性を含んでいます
側頭動脈炎をそのまま放っておくと、
視力障害・外眼筋マヒ・心筋梗塞などの原因にもなり得ます。
迅速な治療が必要と言えます。
カナズチで殴られたみたいに、
突然痛み出して、しかも今まで経験したことのないひどい頭痛
【くも膜下出血】危険な頭痛の代表例です。
◆片頭痛の対処法
頭痛の時に頭を冷やしたほうが楽になるか、
温めたほうが楽になるかは人によって違いますので、
自分に合った方法を見つけてください。
カフェインが多く含まれている緑茶やコーヒーも
治療薬になりうるので試してみてください。
人によっては強い光を見て偏頭痛を引き起こす事もあるので、
痛みのある時は暗くて静かな場所で横になって対処しましょう。
片頭痛に効くツボは首の後ろの髪と肌の境目と、頭のてっぺんの2カ所にあります。
頭のてっぺんのツボはつむじではなく、
真上ですので間違えないようにしてください。
ツボは指を軽く折り、間接でグリグリと気持ちがいいくらいの強さで押す事がポイントです。
鍼灸治療をすると効果抜群です。
◆片頭痛の予防法
疲れやストレスをためずに食生活に気をつけて生活する事が大切といわれています。
普段からストレスをためず生活のリズムを保ちよい精神状態を保つことが、大切な予防法です。
日ざしの強いところではサングラスをかけ、
混雑時を避けて外出するといったように、光や音、
においなどの刺激をできるだけ回避するようにしましょう。
片頭痛予防薬は、1ヶ月以上使用しないと効果が
実感できないことが多いので、効果がないと中断せず根気よく服用するようにしましょう。
当院にもこのような患者様はよく見かけます。
頭痛があれば、何もやる気が起きなくなってしまいますよね。
鍼灸治療なども含めてしっかりケアしていきましょう!!
参照:NAVER まとめ ただの片頭痛じゃないかも…危険な頭痛、予防法と対処法